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包帯 - Tele.lrc

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[00:00.000] 作词 : 谷口 喜多朗
[00:01.000] 作曲 : 谷口 喜多朗
[00:26.672]君からする死の匂いは
[00:29.263]焼きたてのパンに少し似て、
[00:31.514]トースターの底、溜まっていた思い出を愛し損ねている。
[00:35.945]忌諱からくる庇護し合いは外来の花が育つようで。
[00:40.439]水面を全て埋め尽くした。
[00:42.637]美しく、息が、詰まる。
[00:48.368]息が詰まる。
[00:53.508]日々、絡まる譲り合いはコンセント積もる、埃の匂い。
[00:58.452]ある朝全てがなくなってしまっても、
[01:01.744]多分いいんだろう。
[01:02.973]木々さざめく庭の端で、
[01:05.138]爪先立ちを繰り返す。
[01:07.352]諦めた後啜る珈琲は、少し甘い。
[01:11.337]ダクトに流れる暮らし≒額縁の中にしまう後悔。
[01:20.620]馬鹿げている世界を、
[01:25.420]踏み越える度に悲鳴が響いた。
[01:29.892]解けてゆく。
[01:32.892]君の身体、心も、
[01:36.533]包帯のようだった。
[01:42.328]ようだった。
[01:47.333]鞄の中、溢れていた水筒に肩を落としながら
[01:52.243]ガードレールが1-1
[01:54.393]ゴールの旗を目指していた。
[01:56.702]煙が昇って行く。
[02:01.182]諦めたあと啜る珈琲は
[02:03.573]少し甘い、少し甘かった。
[02:14.200]割れた電球の破片を金属バットで端にやる。
[02:18.699]階段に座り、眠りにつく。眠りにつく。
[02:23.131]明日また、僕じゃないといいな。
[02:25.932]明日には、僕じゃないといいな。
[02:28.214]ぐにゃりと歪んだ、足元の何か。
[02:32.580]馬鹿げている世界を、
[02:37.155]踏み越える度に悲鳴が響いた。
[02:41.537]解けてゆく君の、
[02:46.007]結び目に僕はなれやしなかった。
[02:50.579]馬鹿げている世界を、
[02:55.026]振り返る度にケラケラ笑った。
[02:59.554]ふざけている。
[03:02.615]未来は、生き延びた灰の溜り場じゃないんだ。
[03:08.605]ささくれだつ、君が優しさと呼んだ硝子を飲み込んだ。
[03:16.458]飲み込んだ。
text lyrics
作词 : 谷口 喜多朗
作曲 : 谷口 喜多朗
君からする死の匂いは
焼きたてのパンに少し似て、
トースターの底、溜まっていた思い出を愛し損ねている。
忌諱からくる庇護し合いは外来の花が育つようで。
水面を全て埋め尽くした。
美しく、息が、詰まる。
息が詰まる。
日々、絡まる譲り合いはコンセント積もる、埃の匂い。
ある朝全てがなくなってしまっても、
多分いいんだろう。
木々さざめく庭の端で、
爪先立ちを繰り返す。
諦めた後啜る珈琲は、少し甘い。
ダクトに流れる暮らし≒額縁の中にしまう後悔。
馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく。
君の身体、心も、
包帯のようだった。
ようだった。
鞄の中、溢れていた水筒に肩を落としながら
ガードレールが1-1
ゴールの旗を目指していた。
煙が昇って行く。
諦めたあと啜る珈琲は
少し甘い、少し甘かった。
割れた電球の破片を金属バットで端にやる。
階段に座り、眠りにつく。眠りにつく。
明日また、僕じゃないといいな。
明日には、僕じゃないといいな。
ぐにゃりと歪んだ、足元の何か。
馬鹿げている世界を、
踏み越える度に悲鳴が響いた。
解けてゆく君の、
結び目に僕はなれやしなかった。
馬鹿げている世界を、
振り返る度にケラケラ笑った。
ふざけている。
未来は、生き延びた灰の溜り場じゃないんだ。
ささくれだつ、君が優しさと呼んだ硝子を飲み込んだ。
飲み込んだ。