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虚像とプラクティカル - あよ.lrc

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[00:00.000] 作曲 : ZUN
[00:14.837]朝起きて目が覚める
[00:16.689]そんなことを何度繰り返してきたんだろう
[00:19.285]何も変わらない針の音には
[00:21.370]呆れという感情がお似合いだ
[00:23.715]紫外線から逃げ出したまま
[00:25.520]追われて隠れるように
[00:26.806]箱の中で本を読んでいた
[00:29.159]知らないことだらけの地平線
[00:30.695]行ってみたいなんて思ったこともなかった
[00:34.101]それなのに強がりで弱虫な脳味噌は煩い
[00:37.508]甘ったるい言葉が土砂降りのように跳ねる
[00:40.123]きっと昨日もらったメロンのせいだ
[00:43.257]コーヒーを飲み干す
[00:44.812]底に残った苦い粉が現実ってやつらしい
[00:48.219]怖いことなんてない
[00:49.769]でも全部怖い
[00:51.576]カーテンを閉めて電気を消した
[00:53.659]苦い粉は何処かへ捨てられてしまったようだ
[00:56.505]
[00:57.793]暗い部屋の中で
[01:03.290]描く
[01:04.867]あまねく魚になって
[01:06.681]飛び交う雲かき分けて
[01:08.510]ここではない とこかへ行けたら
[01:11.879]ガラクタの山の中で錆びてく夢を抱いて
[01:15.533]ずっと願う
[01:19.195]本をひらけば ほらね
[01:20.759]ドルフィンリングをくぐって
[01:22.582]連れ出してよ とこまでも
[01:26.212]何千回繰り返して 何万回すり滅らして
[01:29.605]仰ぐ 世界
[01:37.172]
[01:40.029]青く澄み渡る空は
[01:42.121]四角い目で私を睨んでくる
[01:43.955]鋭利な笑い声が動けない身体を
[01:46.571]少しずつ抉っていった
[01:48.408]声にならない声は、ただただ黙殺された
[01:51.825]何も知らないくせに 何も知らないくせに
[01:54.949]ひとりぼっちの
[01:57.304]抜け殼が散らばっていく
[02:01.762]騙し合ってく
[02:04.621]虚像とプラクティカル
[02:09.080]そしてすべてが、透明になっていく・・・・・・
[02:12.503]暗く波打つ影
[02:17.734]レンズの裏
[02:19.272]誰も知らないまま
[02:25.274]落ちる
[02:26.578]獰猛な獸になって
[02:28.371]ツギハギの皮を裂いて
[02:30.171]思いのまま 走っていけたら
[02:33.824]逆流する回路へ 鈍ってくコンバス持って
[02:37.230]ずっと進む
[02:40.915]本をひらけばほらね
[02:42.731]虹の天井をくぐって
[02:44.472]吸い込むように とこへだって
[02:48.114]存在感探し回って
[02:49.690]もう何度も逃れたくって
[02:51.232]遠く 叫んだ
[03:00.889]見つけて
[03:08.259]凍りついた
[03:09.730]細胞の
[03:11.517]ガラスはひび割れてく
[03:15.182]奪い合った
[03:16.759]掌の
[03:18.719]脈動を聞かせて
[03:22.132](聞かせて・・・・・・)
[03:28.689]積み上げた雫が
[03:38.062]弾ける
[03:39.623]数多の色彩だって
[03:41.363]表せないグラデーション
[03:42.925]そんな世界で
[03:44.473]生き続けていく
[03:46.566]ガラクタは刄になって
[03:48.383]錆びつく私にじっと
[03:50.197]牙をむいたんだ
[03:53.866]憧れに目を背けて
[03:55.426]抗うのは何故だろう
[03:57.519]こんなに美しい
[04:00.939]目の前にある世界は
[04:02.517]世界を生み出す世界だ
[04:04.346]空は、青く
[04:07.937]連なる錆びた微熱が
[04:09.502]オルゴールの針を揺らした
[04:11.230]仰ぐ、世界
[04:19.086]
text lyrics
作曲 : ZUN
朝起きて目が覚める
そんなことを何度繰り返してきたんだろう
何も変わらない針の音には
呆れという感情がお似合いだ
紫外線から逃げ出したまま
追われて隠れるように
箱の中で本を読んでいた
知らないことだらけの地平線
行ってみたいなんて思ったこともなかった
それなのに強がりで弱虫な脳味噌は煩い
甘ったるい言葉が土砂降りのように跳ねる
きっと昨日もらったメロンのせいだ
コーヒーを飲み干す
底に残った苦い粉が現実ってやつらしい
怖いことなんてない
でも全部怖い
カーテンを閉めて電気を消した
苦い粉は何処かへ捨てられてしまったようだ
暗い部屋の中で
描く
あまねく魚になって
飛び交う雲かき分けて
ここではない とこかへ行けたら
ガラクタの山の中で錆びてく夢を抱いて
ずっと願う
本をひらけば ほらね
ドルフィンリングをくぐって
連れ出してよ とこまでも
何千回繰り返して 何万回すり滅らして
仰ぐ 世界
青く澄み渡る空は
四角い目で私を睨んでくる
鋭利な笑い声が動けない身体を
少しずつ抉っていった
声にならない声は、ただただ黙殺された
何も知らないくせに 何も知らないくせに
ひとりぼっちの
抜け殼が散らばっていく
騙し合ってく
虚像とプラクティカル
そしてすべてが、透明になっていく・・・・・・
暗く波打つ影
レンズの裏
誰も知らないまま
落ちる
獰猛な獸になって
ツギハギの皮を裂いて
思いのまま 走っていけたら
逆流する回路へ 鈍ってくコンバス持って
ずっと進む
本をひらけばほらね
虹の天井をくぐって
吸い込むように とこへだって
存在感探し回って
もう何度も逃れたくって
遠く 叫んだ
見つけて
凍りついた
細胞の
ガラスはひび割れてく
奪い合った
掌の
脈動を聞かせて
(聞かせて・・・・・・)
積み上げた雫が
弾ける
数多の色彩だって
表せないグラデーション
そんな世界で
生き続けていく
ガラクタは刄になって
錆びつく私にじっと
牙をむいたんだ
憧れに目を背けて
抗うのは何故だろう
こんなに美しい
目の前にある世界は
世界を生み出す世界だ
空は、青く
連なる錆びた微熱が
オルゴールの針を揺らした
仰ぐ、世界