[00:00.000] 作词 : kyiku
[00:01.000] 作曲 : kyiku
[00:24.491]抜け落ちた羽根なんてあなたは気づかない
[00:28.574]街並みは俯いて見上げてくれなくて
[00:32.692]ただ感情はお空に置いてきたはずなのに
[00:38.762]「ひとりがこわくて」
[00:39.792]
[00:41.773]触れないように
[00:43.245]そっと眺めるだけ
[00:45.305]透明なてのひらで
[00:47.347]この街をなぞっている
[00:49.370]きっとからっぽでも
[00:51.386]この腕を伸ばす今日がただ
[00:55.636]
[00:56.610]この世界の哀しみを抱えたふりして
[01:02.292]どこか寂しくて
[01:05.343]ここに居るよ、いつまでも
[01:07.781]誰も気づかなくてもね
[01:09.813]手を伸ばす先が無かったとしても
[01:13.511]あやふやなこの空が
[01:15.640]誰よりもまだ怖くて
[01:17.664]子綺麗に映るのが
[01:19.722]また酷く脆く苦しい。
[01:21.763]ねぇ、てのひらの持つ意味が
[01:24.178]誰よりも馬鹿らしくて
[01:26.159]透明なこの腕を
[01:28.241]どうしても許せないの
[01:40.179]
[01:50.487]ただ聴こえないくらいの声でさ
[01:54.387]囁く呼吸器は頼りないまま
[01:58.538]ほら余白にしかなれない伝え方
[02:04.213]「届かないね...」
[02:05.430]
[02:06.699]臆病なクセして頼られてみたくて
[02:10.244]差し出した指から溶け出した歪な
[02:13.622]救済の形を押し付けた祈りは
[02:17.022]我儘であなたを傷つけてしまうの
[02:20.388]人が泣く理由を「哀しみ」と名付けて
[02:23.817]同情に酔うのが優しさじゃないから
[02:27.225]綻びに付け込む干渉を辞めたの
[02:30.674]ささやかでごめんね、触れられずごめんね。
[02:32.411]
[02:34.054]ねぇ、てのひらが怯えてた
[02:36.446]手放してしまう日々を
[02:38.468]薄情なこの腕じゃ
[02:40.483]どうしても掴めなくて
[02:42.552]飾られたこの羽根が
[02:44.601]僕らしくあるかぎりは
[02:46.637]どうしても、どうしても、僕だけが哀しい。
[02:47.741]
[02:51.103]汚せない手は印がないから
[03:02.192]綺麗なまま情けなく溶けた。
[03:10.298]
[03:16.901]この世界の哀しみを抱えたふりして
[03:22.822]何も出来なくて
[03:25.817]ここに居るよ、いつまでも
[03:28.235]誰も気づかなくてもね
[03:30.335]手を伸ばす先が
[03:30.658]
[03:33.379]この世界の悲しみに映っていたのは
[03:39.110]僕の事でした。
[03:42.178]半透明なてのひらで
[03:44.627]この街をなぞっている
[03:46.635]手を伸ばす先がここにあったの。
[03:48.304]
[03:50.396]ねぇ、限りなく、限りなく、
[03:52.798]贅沢に余る空で
[03:54.868]曇りなく、曇りなく、
[03:56.852]僕らしく笑えますか？
[03:58.931]手を当てて、手を当てて、
[04:00.989]考えてみたのだけど
[04:03.040]僕だけが、僕だけが、
[04:05.050]僕だけが僕じゃなくて
[04:06.123]
[04:07.178]この羽根が眩しくて
[04:09.235]あなたごと焼く世界で
[04:11.290]僕なんて誰からも
[04:13.274]愛される理由もなくて
[04:15.348]それでもね、僕らしく、
[04:17.276]誰も気づかなくてもね
[04:19.355]手を伸ばすこの日々が変わらずにありますように。
[04:30.301]

作词 : kyiku
作曲 : kyiku
抜け落ちた羽根なんてあなたは気づかない
街並みは俯いて見上げてくれなくて
ただ感情はお空に置いてきたはずなのに
「ひとりがこわくて」
触れないように
そっと眺めるだけ
透明なてのひらで
この街をなぞっている
きっとからっぽでも
この腕を伸ばす今日がただ
この世界の哀しみを抱えたふりして
どこか寂しくて
ここに居るよ、いつまでも
誰も気づかなくてもね
手を伸ばす先が無かったとしても
あやふやなこの空が
誰よりもまだ怖くて
子綺麗に映るのが
また酷く脆く苦しい。
ねぇ、てのひらの持つ意味が
誰よりも馬鹿らしくて
透明なこの腕を
どうしても許せないの
ただ聴こえないくらいの声でさ
囁く呼吸器は頼りないまま
ほら余白にしかなれない伝え方
「届かないね...」
臆病なクセして頼られてみたくて
差し出した指から溶け出した歪な
救済の形を押し付けた祈りは
我儘であなたを傷つけてしまうの
人が泣く理由を「哀しみ」と名付けて
同情に酔うのが優しさじゃないから
綻びに付け込む干渉を辞めたの
ささやかでごめんね、触れられずごめんね。
ねぇ、てのひらが怯えてた
手放してしまう日々を
薄情なこの腕じゃ
どうしても掴めなくて
飾られたこの羽根が
僕らしくあるかぎりは
どうしても、どうしても、僕だけが哀しい。
汚せない手は印がないから
綺麗なまま情けなく溶けた。
この世界の哀しみを抱えたふりして
何も出来なくて
ここに居るよ、いつまでも
誰も気づかなくてもね
手を伸ばす先が
この世界の悲しみに映っていたのは
僕の事でした。
半透明なてのひらで
この街をなぞっている
手を伸ばす先がここにあったの。
ねぇ、限りなく、限りなく、
贅沢に余る空で
曇りなく、曇りなく、
僕らしく笑えますか？
手を当てて、手を当てて、
考えてみたのだけど
僕だけが、僕だけが、
僕だけが僕じゃなくて
この羽根が眩しくて
あなたごと焼く世界で
僕なんて誰からも
愛される理由もなくて
それでもね、僕らしく、
誰も気づかなくてもね
手を伸ばすこの日々が変わらずにありますように。