[00:00.00] 作词 : youまん
[00:01.00] 作曲 : youまん
[00:21.43]行列から溢れた蟻のように
[00:26.54]集団から逸れて彷徨う僕ら
[00:31.78]公園の並木に凭れながら
[00:36.43]鄙びた暮らしを望んだ
[00:40.83]これは、風に靡く草原だ
[00:45.71]あれは、空を渡る飛行機だ
[00:50.81]それは、それは、しがない太陽が
[00:56.27]覚束無い指で辿る闇を
[01:01.76]有りの儘の声で照らした世界
[01:09.60]心の奥で絡み付く穢れが
[01:14.50]温めても解けないモノなら
[01:19.68]せめて僕が沈むその時まで
[01:24.71]君と喜びあって笑いたい
[01:28.53]哀しみだって抱えたい
[01:31.25]喪失の侘しさを知る度に
[01:36.37]諦観を心得て揺蕩う身体
[01:41.34]公園の鞦韆で揺れながら
[01:46.06]立ち並ぶ＿＿を見ていた
[01:50.77]これは、雨を湛えた水鉢だ
[01:55.70]あれは、苔の生した御影石だ
[02:00.67]それは、それは、幼い少年が
[02:06.01]其処彼処に遺した足跡が
[02:11.08]図らずしも今へ繋いだ世界
[02:19.46]心の奥で傷みゆく想いが
[02:24.46]確かめても癒えないモノなら
[02:29.56]せめて夜が滲むその時まで
[02:34.61]君の綻びだって愛したい
[02:38.41]形になって支えたい
[02:51.35]変遷に背くような肌の色
[02:56.40]肺胞が吸い尽くし足りない酸素
[03:01.37]佇んだ姿見の向こうから
[03:07.41]咽び泣く声が響いた
[03:11.09]ただ同じ日常を反芻したい
[03:14.73]生で幼気な切望は
[03:17.38]世の移ろいの前では無力なだけ
[03:21.05]まだ未練がそこに残っていて
[03:24.08]理が非でも流されまいとこの手でしがみ付いた
[03:30.56]なのに、何故か、離れていく。
[03:45.92]心の奥で巣食うその出会いが
[03:50.78]懐かしさで眩んでいくモノなら
[03:55.94]せめて今日が尽きるその時まで
[04:01.00]君が何処に居たって忘れない
[04:04.91]片時だって絶やさない
[04:07.69]生を成し遂げた後まで
[04:11.19]張り裂けても言えない言葉が
[04:16.40]きっと僕を契る記憶になる
[04:21.57]だからあなたにずっと縋っていた
[04:25.29]「執着」をそっと手放したんだ

作词 : youまん
作曲 : youまん
行列から溢れた蟻のように
集団から逸れて彷徨う僕ら
公園の並木に凭れながら
鄙びた暮らしを望んだ
これは、風に靡く草原だ
あれは、空を渡る飛行機だ
それは、それは、しがない太陽が
覚束無い指で辿る闇を
有りの儘の声で照らした世界
心の奥で絡み付く穢れが
温めても解けないモノなら
せめて僕が沈むその時まで
君と喜びあって笑いたい
哀しみだって抱えたい
喪失の侘しさを知る度に
諦観を心得て揺蕩う身体
公園の鞦韆で揺れながら
立ち並ぶ＿＿を見ていた
これは、雨を湛えた水鉢だ
あれは、苔の生した御影石だ
それは、それは、幼い少年が
其処彼処に遺した足跡が
図らずしも今へ繋いだ世界
心の奥で傷みゆく想いが
確かめても癒えないモノなら
せめて夜が滲むその時まで
君の綻びだって愛したい
形になって支えたい
変遷に背くような肌の色
肺胞が吸い尽くし足りない酸素
佇んだ姿見の向こうから
咽び泣く声が響いた
ただ同じ日常を反芻したい
生で幼気な切望は
世の移ろいの前では無力なだけ
まだ未練がそこに残っていて
理が非でも流されまいとこの手でしがみ付いた
なのに、何故か、離れていく。
心の奥で巣食うその出会いが
懐かしさで眩んでいくモノなら
せめて今日が尽きるその時まで
君が何処に居たって忘れない
片時だって絶やさない
生を成し遂げた後まで
張り裂けても言えない言葉が
きっと僕を契る記憶になる
だからあなたにずっと縋っていた
「執着」をそっと手放したんだ