[00:00.000] 作词 : 傘村トータ
[00:00.098] 作曲 : 傘村トータ
[00:00.197] この歌声を
[00:03.455] よく知っている
[00:05.573]
[00:06.723] この泣き声を
[00:09.880] よく知っている
[00:12.943]
[00:13.222] この呼び声を
[00:16.419] よく知っている
[00:18.535]
[00:19.675] 僕が助けに
[00:22.873] 行かなくちゃ
[00:25.164]
[00:26.576] 絡まった闇に
[00:29.419] 目を塞がれて
[00:30.549]
[00:32.596] 吸われつくした心は
[00:35.904] 枯れている
[00:38.680]
[00:39.554] きっともう､
[00:42.433] 僕は駄目だ
[00:44.150]
[00:45.243] でも君を
[00:47.136] 助けに行かなくちゃ
[00:48.899]
[00:55.351] また明日､
[00:57.766] 今度こそまた明日
[01:00.354]
[01:01.404] お日さまの下で
[01:05.006] 君に言うんだ
[01:05.974]
[01:08.122] ｢君を愛した
[01:11.370] 僕を許して｣
[01:14.073]
[01:14.756] 泣かないで､
[01:16.417] 泣かないでよ 僕の歌姫
[01:30.223]
[01:34.257] この手の平を
[01:37.471] よく知っている
[01:40.115]
[01:40.833] この足音を
[01:43.885] よく知っている
[01:45.305]
[01:47.198] この呼吸を
[01:50.475] よく知っている
[01:52.959]
[01:53.697] 知ってるよ､君は､
[01:56.833] ここにいるんだ
[02:00.363]
[02:00.735] 絡まった闇を
[02:03.226] かき分ける腕も
[02:05.323]
[02:06.604] 枯れた心を
[02:09.644] 蘇生する涙も
[02:13.283]
[02:13.525] 十分すぎるくらい
[02:16.235] 貰っているのに
[02:19.397]
[02:19.661] 僕は､どうして､
[02:22.748] 壊れたままなんだ
[02:25.689]
[02:29.788] らら､らり､るら､
[02:33.066] らら､らり､るら､
[02:36.324] らら､らり､るら､
[02:40.283]
[02:40.994] 君が歌う
[02:42.792] らら､らり､るら､
[02:46.018] らら､らり､るら､
[02:48.407]
[02:49.283] らら､らり､るら､
[02:52.487] らら､らり､るら
[03:20.528]
[03:21.671] 嗚呼､君､
[03:23.283] どうか許しておくれ
[03:25.552]
[03:28.166] 僕はとっくに 夜に
[03:30.984] 飲まれてしまったのに
[03:34.596] 名前も忘れた君に
[03:35.381]
[03:37.812] ｢僕を捨てて
[03:41.154] どこかへ行け｣
[03:43.330] と言えないんだ
[03:45.289]
[03:46.767] 突然､突き刺すような
[03:49.263] 光が僕の眼球を
[03:50.355]
[03:53.530] 早く起きろ､と
[03:55.058] 目を覚ませ､と
[03:56.857] 殴りつける
[04:00.298]
[04:00.583] 明けない夜は
[04:02.753] なかったと泣く君は
[04:06.399]
[04:07.071] 恐る恐る開いた
[04:10.346] 瞼に触れて
[04:12.726]
[04:13.652] ｢あなたを
[04:14.758] 信じてたよ｣
[04:16.572] とそう言った
[04:18.845]
[04:20.044] ｢……リリィ｣
[04:20.829] ｢なあに｣
[04:21.151]
[04:21.703] ｢リリィ､そうだ､
[04:23.371] リリィ､君の名前だ｡
[04:26.108] ねえリリィ､｣
[04:26.581]
[04:27.320] ｢なあに｣
[04:27.777] ｢……怒って､る?｣
[04:29.397] ｢あなたは馬鹿ね｣
[04:35.027]

作词 : 傘村トータ
作曲 : 傘村トータ
この歌声を
よく知っている
この泣き声を
よく知っている
この呼び声を
よく知っている
僕が助けに
行かなくちゃ
絡まった闇に
目を塞がれて
吸われつくした心は
枯れている
きっともう､
僕は駄目だ
でも君を
助けに行かなくちゃ
また明日､
今度こそまた明日
お日さまの下で
君に言うんだ
｢君を愛した
僕を許して｣
泣かないで､
泣かないでよ 僕の歌姫
この手の平を
よく知っている
この足音を
よく知っている
この呼吸を
よく知っている
知ってるよ､君は､
ここにいるんだ
絡まった闇を
かき分ける腕も
枯れた心を
蘇生する涙も
十分すぎるくらい
貰っているのに
僕は､どうして､
壊れたままなんだ
らら､らり､るら､
らら､らり､るら､
らら､らり､るら､
君が歌う
らら､らり､るら､
らら､らり､るら､
らら､らり､るら､
らら､らり､るら
嗚呼､君､
どうか許しておくれ
僕はとっくに 夜に
飲まれてしまったのに
名前も忘れた君に
｢僕を捨てて
どこかへ行け｣
と言えないんだ
突然､突き刺すような
光が僕の眼球を
早く起きろ､と
目を覚ませ､と
殴りつける
明けない夜は
なかったと泣く君は
恐る恐る開いた
瞼に触れて
｢あなたを
信じてたよ｣
とそう言った
｢……リリィ｣
｢なあに｣
｢リリィ､そうだ､
リリィ､君の名前だ｡
ねえリリィ､｣
｢なあに｣
｢……怒って､る?｣
｢あなたは馬鹿ね｣