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Drama Track[証言] - Division All Stars.lrc

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[00:00.118]一:乾杯!
[00:02.965]独:かん、乾杯...(泣く)
[00:09.444]寂:独歩君、どうしたんですか?
[00:15.112]独:すみません、せっかく祝いの、祝いの績なのに
[00:25.457]寂:一二三君、彼はどうしたんですか?
[00:28.618]一:あははは。それが、独歩のやつ、
[00:30.618]一:賞金を全部電車の中で落としちゃったんっすよ
[00:38.570]寂:そ、それは、また
[00:43.899]独:俺が行けないんです。
[00:46.899]独:紙袋じゃなくちゃんとかばんに入れておけばよかったのに。
[00:54.374]寂:なぜそのようなことを…
[00:56.464]一:俺も言ってたんっすけどよ。独歩のやつ聞かなかったっすよ。
[01:00.722]独:キャリーバックしかなかったので、
[01:03.722]独:小さく抱きかかえられるほうがいいと思って…
[01:07.200]独:それが、そのさまですよ
[01:14.097]寂:そんなに大事に持っていたのに、どうして落としたんですか?
[01:18.929]一:独歩、疲れてって、電車の中で寝ちゃったんっすよ。
[01:24.258]一:俺ちもうとうとをしてって気が付いたら下りる駅についてって
[01:28.307]一:それで、慌わてて、独歩を起きて急いで下りたんっす
[01:32.409]一:したら、袋を置きしちゃって
[01:35.596]寂:なるほど、って、そのまま電車が行ってしまったんですね
[01:41.264]一:はははは、そういうことです
[01:46.071]寂:それは何というか、災難でしたね。
[01:50.825]寂:こんなことならば、
[01:53.825]寂:私がちゃんと車で送っていけばよかったですね
[01:56.676]独:いえ、先生もお疲れでしたので、それは仕方ありません。
[02:02.867]独:そもそも自分でことわっていますし。
[02:05.297]一:元気出せて、独歩。
[02:07.297]一:悪いことがあった後は、いいことがあるもんだぜ
[02:11.801]一:ま、しなんけどね
[02:15.223]独:無責任なことを言っあがって…
[02:18.253]寂:独歩君、よろしければ、賞金の半分、お渡ししますよ
[02:22.564]独:ありがとうございます。しかしさすがにそれは受け取れません
[02:28.964]独:自分が招いたことですし気持ちだけ受け取らせてもらいます。
[02:34.423]一:大丈夫大丈夫。独歩、お金が無くなっても俺ちもいるからさ
[02:40.876]独:一二三…でもできればお金のことだけは頼らないようにするよ
[02:48.059]寂:ふふ、遠慮なく言ってくださいね
[02:52.552]独:先生…本当にありがとうございます
[02:59.997]一:うっし、それじゃ、改めて乾杯と行きますか
[03:05.535]三人:乾杯
[03:08.722]一:うは、独歩には悪いけど、勝利の酒は格別だ
[03:17.447]独:先生はお茶でいいでしょうか?
[03:20.059]寂:はい、お酒を飲むと記憶はなくなってしまいますからね
[03:24.265]寂:今日はみんなで勝利を祝いたいんです
[03:28.105]寂:私に気を遣わず、飲んでください
[03:30.665]独:ありがとうございます。
[03:32.729]独:そ、それじゃ、今日は嫌なことを忘れるために飲むぞ!
[03:43.204]一:ひゃ、独歩、嫌なことってわかるけど、
[03:46.204]一:今日は祝賀会だからな。
[03:49.578]独:そうだった。
[03:53.578]独:祝い酒とやけ酒を同時に味わうなんて、すごく複雑だ。
[03:59.687]寂:それにしても、すごい豪勢な料理ですね
[04:04.964]寂:二人で作ったんですか?
[04:06.453]独:いいえ、ほとんど一二三が作ってくれました
[04:10.240]独:僕はポテトサラダのジャガイモを剥いて潰したぐらいですね
[04:15.282]寂:一二三君は料理が得意なんですね
[04:18.626]一:毎日飯を作ってたら、が増えて、スキルも上がったんっすよ
[04:25.209]一:特に自信作はこのzuppa di pesceなんで、
[04:27.209]一:食べてくださいよ。どうぞ
[04:32.209]寂:珍しい料理も作れるんですね。それでは、いただきます。
[04:40.569]寂:おいしい!一二三君、料理人になれるんじゃないかい?
[04:48.170]一:やった!先生にほめられちった!
[04:52.898]一:たくさんあるから、ジャンジャン食べてくださいよ。
[04:57.992]————————食べた後—————————
[05:02.747]一:そいえば、先生、ちょっち聞きたいことがあるんっすけど、
[05:04.747]一:いいっすか?
[05:07.997]寂:何ですか?
[05:09.930]一:もっとThe Dirty Dawgのメンバーって、
[05:12.930]一:昔からあんな仲が悪かったんっすか?
[05:15.520]独:一二三!そんな失礼なことを聞くんじゃない!
[05:19.360]一:だって、気になるんじゃ、独歩は気にならないの?
[05:23.227]独:そ、それは。
[05:26.361]一:な、気になるんでしょう
[05:28.294]独:し、しかし
[05:29.627]寂:独歩君、私なら問題ないですよ。隠してもいませんし
[05:34.485]一:やった!って、どうなんっすか?
[05:37.907]寂:そうですね。
[05:40.232]————————寂雷の記憶————————
[05:44.203]寂:乱数君、お邪魔しますよ
[05:48.905]乱:どうぞどうぞ、あれ、衢は今日来ないの?
[05:52.405]寂:ええ、彼は今日別件があって来られません
[05:56.141]乱:そうかそうか。
[05:57.996]乱:あ、寂雷そこのソファに座ってて、今飲み物を持ってくるよ
[06:02.410]寂:わかりました
[06:06.982]寂:一郎君と左馬刻君はまた来てないようだね
[06:10.717]乱:少し遅れるみたい。
[06:13.717]乱:何か二人が歩いてたら、バトルに仕掛けられたって
[06:16.307]寂:大丈夫なんですか?
[06:19.076]乱:寂雷、それ、どっちの心配をしてるの?
[06:23.622]寂:もちろん、二人に絡んだ方々の心配ですよ。
[06:28.428]乱:だよねあの二人に絡むってことは覚悟があってのことでしょう
[06:34.462]乱:どうだろうとどうでもよくない?
[06:37.049]乱:はい、コーヒー
[06:38.694]寂:それは薄情すぎますよ。乱数君
[06:41.986]乱:うしょうしょうしょ
[06:44.729]寂:乱数君、どこを触っているんですか?
[06:47.602]乱:寂雷の髪は相変わらずさらさらで、触り心地いいな
[06:53.349]乱:(鼻歌)できるかな…うっと、はい、三つ編みの完成だよ
[07:02.126]寂:私が三つ編み何度しても似合いませんよ
[07:05.653]乱:へえ、めちゃくちゃ可愛いよ。はい、鏡。見てごらんよ。
[07:10.590]寂:やはり見られないですね
[07:14.378]寂:私よりも、乱数君なら間違いない似合うと思いますよ
[07:19.576]乱:なら僕も三つ編みができるように、髪を伸ばそうかな。てく
[07:27.517]馬:おお、集まってんだ
[07:30.103]一:遅れて悪い
[07:31.592]乱:おお、一郎と左馬刻だ。全然だいじょうびだよ。
[07:35.249]寂:私も先ほど来たばかりですから、気にせずに
[07:39.089]一、馬:うおー
[07:40.866]寂:どうしましたか、二人ども?
[07:42.329]一:い、いえ。寂雷さん、それはこっちのセリフつか
[07:46.639]馬:先生、どうしちっまたんだよ?その髪型は…
[07:50.479]寂:あー、これですか?
[07:53.479]寂:これは乱数君に弄ばせた結果。こうなってしまいました。
[07:59.204]乱:ああ、ほどいちゃんった
[08:04.480]一:つが、乱数と寂雷さん、本当仲がいいよな
[08:08.085]乱:はははは、僕と寂雷はペアレントフレンドだからね
[08:16.862]馬:(タバコを吸う)ペアレントフレンドだ?意味わかんねいよ。
[08:23.080]一:ペアレント…「おや」?フレンド…「とも」…
[08:29.819]一:あー、そういうことか!
[08:33.346]馬:ああ?どういうことだよ。
[08:34.861]一:ペアレントは「おや」で、フレンドは「とも」じゃないすか?
[08:37.917]馬:うん、だな。だからどうしたんつんだ?
[08:42.280]一:「おや」と「とも」漢字にするんっすよ
[08:45.284]馬:おや、とも…ああ、「親友」か。
[08:50.090]乱:びんぼんびんぼん大正解!
[08:52.650]乱:はい、正解を知った二人には、飴ちゃんをプレゼント!
[08:57.457]一:おお、thank you
[09:00.356]馬:んなもの要らねいよ
[09:01.584]乱:左馬刻様怖ひい
[09:03.543]馬:乱数、手前なめてるか?
[09:05.450]乱:ははは、なめてなんかないもん。おちょくてるだけだもん
[09:09.996]馬:ぶち殺す
[09:11.981]乱:僕はこっちだよ、捕まえてごらん
[09:15.821]馬:ちょこまかと動き回りあがった!
[09:18.276]乱:うっと
[09:19.609]一:ったく、左馬刻さんはすぐあつくなったな
[09:23.527]寂:ところで、一郎君、乱数君から聞いたけど、
[09:26.527]寂:バトルをしたようだね
[09:29.013]寂:君たちを見る限り、無傷なのは分かるけど。
[09:33.244]寂:相手は大丈夫なのかい?
[09:35.413]一:あは。まあ、途中でギャラリーが止めに入ったおかげで、
[09:40.298]一:大事には至られなかったですね
[09:42.100]寂:一郎君、左馬刻君のことは言えないですよ
[09:46.201]寂:君もあつくなると周りが見えなくなってしまいますね
[09:50.564]一:ははははは、俺もっすか?
[09:53.751]寂:君たちは似た者同士ということですね
[09:57.251]乱:それで、話って何かな?左馬刻?
[10:06.420]乱:もしかして、西のチームとのバトルの件かな
[10:13.473]馬:いや、その件じゃないよ
[10:16.634]寂:では、どういったけんなのかな
[10:18.933]馬:前に組んでたチームを参加した奴らが
[10:22.933]馬:どうやら渋谷でくだらないことをやってるらしいんだわ
[10:25.359]寂:くだらないこと?
[10:26.822]馬:ああ、帳残星と残閻って下衆兄弟なんだが、
[10:30.822]馬:渋谷でガキ使ってひでいことしてな
[10:35.416]乱:怖い~そんなことする人が左馬刻の友達なの?
[10:39.491]馬:あんなくそどもは達じゃねいよ
[10:42.495]一:前に俺が空却とチームを組んでた時に、
[10:46.495]一:あの兄弟をラップでボコボコにしてたんっすよ。
[10:49.888]一:それで、池袋から出ていて、渋谷に流れてみたいなんっす
[10:54.825]乱:それで、そいつらを捕まえにいくってことかな
[11:00.232]馬:ああ、だが情報が少ねいだわ
[11:03.393]一:乱数なら、渋谷のアンダーグラウンドに精通してるだろう
[11:07.311]乱:え、僕、そんな怖い人たちなんて知っていないよ
[11:10.655]馬:かまととしてんじゃないぞ、この野郎
[11:12.954]乱:左馬刻様こわひい
[11:14.835]馬:てめえ
[11:15.958]一:左馬刻さん落ち着いてください。話は先から進まないっすよ。
[11:22.306]寂:乱数君、本当に知らないんですか?
[11:25.545]寂:私たちは仲間なんですから、助け合うのは当然ですよ
[11:30.299]乱:へへへ、そうだね、僕たちはposseだもんね。
[11:35.184]乱:左馬刻の反応が面白いころ、ちょっとふざけただけだよ。
[11:39.024]馬:ああ?誰かに向かってふざけてあがんだ?
[11:42.263]一:左馬刻さん
[11:43.569]馬:(タバコを吸う)
[11:48.846]寂:乱数君、彼らが知りたい情報はわかると
[11:53.261]乱:もちのろんろん、今から聞いてあげるから、
[11:56.261]乱:チョッピ待っててね。
[12:02.508]乱:(電話)あ、お姉さん、僕だよ僕。
[12:08.595]乱:チョッピ聞きたいことがあってね。実は...
[12:14.237](電話が終わった)
[12:15.256]乱:お待たせ~
[12:17.398]一:もう分かったのか?
[12:19.227]乱:分かったよ
[12:20.507]馬:って、あの蛆節どもはどこにあがんだ?
[12:24.764]乱:焦らない、焦らない。
[12:26.880]乱:探してる二人は松濤付近の工場荒地を根城にしてるみたいね。
[12:31.844]馬:乱数、助かったぜ
[12:35.004]馬:じゃ行くぞ、一郎。ぶっ潰してあろうか
[12:39.080]一:行くか
[12:41.718]乱:あ、待って待って
[12:43.886]馬:んだよ
[12:45.558]乱:多分彼らは君たち二人が探してることに気が付いてるっぽいよ
[12:49.868]乱:最近、腕利きのチームをたくさん仲間に引き継いでいるらしい
[12:54.492]馬:関係ねどんだけいろうが俺と一郎がいれば負ける気はしない。
[12:58.492]馬:な、一郎。
[12:59.951]一:ああ、相手は何人だろうと、叩き潰す。
[13:04.236]乱:二人の力はもちろん知ってるけど
[13:08.729]乱:君たち二人だけが仲間じゃないんだよ
[13:11.837]乱:今は僕もいるし
[13:15.181]寂:私もいます。我々は一蓮托生です。
[13:20.484]寂:先ほども言いましたが、仲間は助け合うものです。
[13:24.663]一:乱数、先生。
[13:27.380]馬:前は俺と一郎がやる、尻は任せるぞ
[13:32.422]寂:ふ、もちろんですよ。
[13:35.008]寂:私と乱数君は後衛でこそ力を発揮しますからね
[13:41.303]乱:それじゃ、四人で悪者を退治にーーLet‘s go!
[13:48.670]———————————————
[13:52.771]手下:残星、ガキはどうするよ
[13:57.917]残星:おお、気絶してる間に奥の部屋に越しとめとけ。
[13:59.917]残星:ちゃんと鎖を繋いでとけよ
[14:04.030]手下:ええ
[14:06.956]残星:けっこう集まって来たな、弟よ
[14:10.743]残閻:うん、そろそろ取引を始めましょうかね。
[14:14.740]残星:あはは、いくら値が付くか、楽しみだぜ。
[14:18.005]残閻:そのおかげで、僕たちのシノギは順調じゃないか?
[14:23.021]残星:ははははは、ちげねい。
[14:25.293]残閻:(電話)どうしました?
[14:29.787]手下:ボッ、ボス!
[14:30.787]手下:チっ、地帯にthe、the dirty dawgの奴らが侵入しました!
[14:35.142]残閻:ははは、やはり来ましたか?
[14:38.329]手下:は、早く、に、逃げないと...
[14:40.366]残閻:これは面白いことを言いますね。
[14:42.366]残閻:なぜ逃げないといけないですか?
[14:45.408]手下:the dirty dawgっていえば、東京のほとんどのチームを
[14:47.408]手下:下ろちまった最強のチームじゃないっすか?
[14:51.912]残閻:それで?
[14:53.062]手下:来月に西日本の「90」ていう不敗のチームに挑むらしいし
[14:57.529]残閻:ふふふ、確かに彼らは強いですね。
[15:01.369]残閻:しかし、いくら強といっても、所詮は四人。
[15:05.548]残閻:こっちには何人いると思ってるんですか?
[15:08.787]残閻:力というものは必ず量に決めするものですよ。
[15:13.124]手下:確かにそうですが...
[15:15.867]残閻:なので、そのまま通しなさい。
[15:18.479]手下:し、しかし!
[15:19.576]残閻:いいですか、こちらに何人いると思ってるんっす?
[15:24.879]残閻:奴らを袋叩きできれば、我々の名も上がりますよ。
[15:29.372]手下:わっ、わかりました。
[15:32.742]残閻:それと、全員、北に集めておいてください。
[15:35.720]手下:はい
[15:37.679]残閻:(電話が終わった)ふふふ。
[15:40.422]残星:なんかあったのか?
[15:41.884]残閻:奴らは来た。
[15:43.373]残星:奴ら?山田と左馬刻の野郎か?
[15:47.527]残閻:ああ、飛んで火になんとやるってやつだね。
[15:52.281]残星:あの時の借りを利子付けて返してやるぜ。
[15:54.867]残閻:さて、もとボスを出迎えにしようじゃないんですか?
[16:01.084]———————————————
[16:07.458]馬:ここは奴らのたまり場か?
[16:10.280]乱:ああ、そうだよ。
[16:11.769]一:それにしても、汚いとこだな。
[16:15.138]一:(ドアを開いてみる)開かないな。なら蹴破るか。
[16:22.035]寂:一郎君、一応中を確認するまで軽率な行動を控えたほうがいい
[16:28.382]一:うっす。にしても、あの兄弟は形に拘る奴らだったけど、
[16:35.906]一:屯をしてる所まで、悪役の型ハメて上がる。
[16:40.085]寂:実に興味深い。
[16:43.351]寂:その兄弟は自分たちのことを悪役と認識して、
[16:46.351]寂:このようなことをしているんですね。
[16:49.489]寂:立場を楽しんでいるのか、
[16:51.489]寂:楽しんでいるために立場を構築しているのか?
[16:55.680]一:やつらは寂雷さんが興味を惹かれるような
[16:58.680]一:大そうなもんじゃないっすよ。
[17:00.618]一:自分たちの利のためには、
[17:02.618]一:平気で弱者を食い物にする外道っすから。
[17:05.320]寂:道を外すものには、いくつかのパタンがあります。
[17:09.290]寂:環境的要因、心緒的要因、快楽的要因...
[17:15.638]寂:もう一つあるのですが、それは私が最も嫌う外道の要因です。
[17:21.881]寂:まあ、彼らがどんな要因なのかは、あって確かめましょう。
[17:26.975]一:ははは、寂雷さんらしいっすね。
[17:29.640]乱:あ、あそこの窓から中を確認できるよ。
[17:32.539]馬:あんなまどろっこしいことなんざ、やってられかよ。
[17:35.491](グラスを壊した)
[17:37.947]馬:ほら、おめいら、早く来い!
[17:41.186]乱:ああ、本当左馬刻はせっかちさんだな
[17:47.168]寂:ふふふ、やはり一郎君と左馬刻君は似た者同士ですね。
[17:51.661]一:そうみたいっすね。
[17:56.154]———————————————
[18:00.908]馬:んだよ、暗くて何も見えないぞ。
[18:07.491]残閻:ようこそ、左馬刻さん。
[18:13.447]馬:んだよ、眩しいな!
[18:15.458]残閻:はははははは、僕たちを探っているのは知っていましたが、
[18:21.075]残閻:ここを探り上げるまでは少し時間がかかると思いましたよ
[18:26.404]残星:山田、左馬刻、いつかの借りを返すぜ
[18:32.751]乱:あへ、あれは帳兄弟か。二人ども性格悪そうな顔をしてるね
[18:40.562]馬:残閻残星、てめえらまた反吐が出たいことをやってみたいだな
[18:47.458]残閻:不快な思いをさせてしまってるみたいで申し訳ないんです
[18:51.899]残閻:しかし、何の理由であなたたちは私たちを止めるんですか?
[18:56.967]残閻:関係ないですよね。
[18:59.736]馬:もと舎弟だった奴らが胸糞が悪いことをしてるだけでも
[19:04.736]馬:理由は十分なんだ、くそボケか!
[19:06.658]残閻:なるほど、だからと言って、僕たちは左馬刻さんを
[19:10.658]残閻:胸糞が悪いと思ってることをやめる気はさらさらないので、
[19:16.089]残閻:話し合いは意味がなさそうですね。
[19:19.876]残星:ははは、もともとてめえらをただの返し気がないけどな。
[19:25.310]一:ならよごちゃごちゃ言ってないでさっさとマイクを出し上がれ
[19:31.292]残閻:その傲慢の態度がいつまで続きますかね。
[19:39.834]乱:うあ、人相の悪い人たちが百人ぐらいよね。
[19:44.249]寂:孤ではかなわないから、数で来ますか?
[19:47.227]寂:当然といえば当然ですね。
[19:49.212]馬:有象無象どもなんぞ数のうちに入らないよ。
[19:52.059]残閻:減らず口が悲鳴に変わるのが楽しみですね。
[19:58.642]一:相変わらずだせい野郎だな。
[20:01.542]残閻:何とでも、勝てれば何でもいいんですよ
[20:09.561]残閻:さて、正々堂々とラップバトルをしましょう
[20:14.446]馬:先生、乱数、後ろは任せるぞ。
[20:18.208]寂:はい
[20:19.331]乱:へへ、任せて
[20:21.891]馬:一郎、やれるか?
[20:25.418]一:それ、誰に言ってんっすか?
[20:28.813]馬:そう来なくちゃな(マイクをつけた)行くぞ
[20:36.154]ーーーーーーRapーーーーー
[20:36.885]一:俺らの相手に雑魚どもばっか
[20:38.897]一:ゴミの山掃除なら お手の物軽くmurder
[20:41.613]馬:またまたどんな恐怖見せてやろうか
[20:43.964]馬:ライムの銃口合わせてピントで急所に——PAN
[20:46.942]一:PAN ほら眉間にBingo
[20:48.562]馬:そこつけ込むbody burn またゴミが
[20:50.965]一:死体が山のようにてんこ盛り
[20:53.133]馬:邪魔だ片付けろくせいdead body
[20:55.615]一・馬:Brrra
[20:56.268]ーーーーーーRapーーーーー
[20:57.104]雑魚:ああああああ
[20:59.142]残閻:半分が気絶か。相変わらず下品なまで無茶苦茶な力だな。
[21:07.187]残閻:しかし(指パッチン)まだまだいますよ。さて、兄者。
[21:15.991]残星:おいよ
[21:17.636]馬:おい、どうしてそんなもんが
[21:22.835]残閻:では、この人数はラップを一斉に食らってみてください。
[21:27.276](ギャングの攻撃)
[21:32.500]残星:一たまりはねいだろう
[21:34.956]一:そんな小便くせいラップ何ざ全然効かないよ
[21:39.422]残閻:百人混合だぞ。ダメージうけないなんてことはあるわ...
[21:44.856]ーーーーーーRapーーーーー
[21:52.092]寂:例えいくら君たちが束になっても叶わない
[21:56.298]寂:私たちは負かすには及ばない
[21:58.100]乱:傷を付けることも無理さ
[21:59.641]乱:これはキールするスキール
[22:01.026]寂:私たちの真のラップ
[22:02.253]乱:ライムのlife回復
[22:03.638]乱:ついでに君らの名前を吐く
[22:05.336]寂:Mind Jack
[22:06.146]乱:見せるnightmareそこで泣いとけば
[22:08.862]寂:Death fight care
[22:09.751]乱:勝てないよどうせ一生
[22:11.422]寂:これは防戦一方じゃない
[22:12.964]乱・寂:当然必勝
[22:14.583]ーーーーーーRapーーーーー
[22:17.378]残閻:そういうことか 。回復系のラップか
[22:23.465]手下A:おえ,てめえ何を確かめて
[22:25.685]手下B:死ね
[22:28.271]残星:馬鹿野郎、何を仲間に仕上がんだ?
[22:32.007]残閻:どうなっている?
[22:34.828]馬:残閻、残星、覚悟を出来てんだろう
[22:40.862]残閻:く、くそか
[22:45.173]一:てめえ、何逃げて上がんだ!
[22:50.528]残閻:そこまでだ!あなた達はラップをしたら、
[22:54.528]残閻:このナイフでガキを刺す
[22:58.051]子供:助けて。
[23:01.238]残星:へへへ、てめえら、マイクを捨て上がれ。
[23:04.843]寂:残念です
[23:08.317]残閻:ん?てめえ何を言って...
[23:10.381]寂:私は君たちのことを少しは興味深いと思っていたのですが
[23:14.717]寂:利己的要因の外道は最も嫌いなものの一つです。
[23:21.248]残閻:嫌いでいただいてけっこう。
[23:23.964]残閻:そんなことより、早くマイクを捨てたらどうですか?
[23:28.379]寂:なぜマイクを捨てなければならないのですか?
[23:31.488]残星:てめえは馬鹿か?この状況が分ねいかよガキがどうなっても
[23:37.705]寂:人は馬鹿よと言う前に,
[23:40.705]寂:ご自分の状況を今一確認したほうがいいですよ。
[23:44.444]寂:そうですよね、飴村くん。
[23:47.788]乱:えへへ、そうだね
[23:51.027]残閻:さっきから何を言って...?
[23:54.188]馬:残閻、てめえの手元をよく見ろや
[23:58.655]残閻:何?何だこれは、なっ何で僕はドラム缶を?
[24:06.492]残閻:ガキはどこに行った?
[24:10.280]乱:えへへ、僕のラップは相手に幻を見せることができるんだよ。
[24:15.280]乱:すごいでしょう?
[24:19.109]一:てめえら、ただですむと思うなよ
[24:23.576]馬:蛆虫どもは体に教え込んでやるよ
[24:28.827]残閻:てめえら、僕たちを守る!
[24:33.894]手下:冗談じゃないよこんな無茶苦茶なやつらは相手にするなんざ
[24:36.894]手下:悪い、合わない!
[24:42.358]一:逃げられる何て、そんな虫のいい話があると思ってるかよ
[24:47.739]馬:てめえらゴキブリどもはここでぶっ潰す
[24:50.613]乱:おとなしくやられちゃってね~
[24:52.598]寂:外道は外道の矜持を持って死ぬべきですね
[24:56.595]馬:覚悟をし上がれ!
[24:58.449]ーーーーーーRapーーーーー
[24:58.763]一:Yo!俺ら合わせるbeatsにライム
[25:01.166]一:どんな状況も一瞬でひっくり返す
[25:03.439]馬:俺はTDDぶっ壊すsecurity
[25:05.764]馬:来たぜてめえの心臓を抉りに
[25:08.167]乱:甘いね 足掻いて 暴いて やばいって
[25:10.596]乱:僕らを勝とうなんてダメ
[25:12.373]一:千年はえい
[25:13.313]寂:引きずり込む地獄に深い闇
[25:15.324]寂:行き場ない絶望不甲斐ない
[25:17.806]馬:雑魚の首が切り散る
[25:19.556]寂:訳あり殺生
[25:20.523]一:手に汚すdirtyにdawgs gonna kill you
[25:22.926]乱:Alright
[25:23.762]寂:もうしている精神崩壊
[25:25.225]馬:すでに圧勝状態
[25:26.348]乱:君のお命ちょうだい
[25:27.942]一:ラップで掃除wackなゴミがhell
[25:30.397]馬:俺らkingの椅子に深く腰掛ける
[25:32.591]寂:よく覚えときな dirty dawgの名
[25:35.178]乱:目ざわりだよね
[25:36.327]全員:邪魔だそこどきな!はっ!
[25:38.260]ーーーーーーRapーーーーー
[25:40.794]ギャング:やーー
[25:49.571](帰り道)
[25:53.751]馬:先生、乱数、
[25:55.751]馬:今日は俺と一郎のごたごたに巻き込んじまってすまなかったな
[26:00.438]乱:へへ、全然気にしないでよ
[26:03.364]乱:僕たちは最高のチームだって再確認できたから
[26:06.812]乱:むしろテンション爆上げにしたよ
[26:09.267]寂:確かにそうかもしれませんね
[26:11.618]馬:にしても、あのゴミどもガキを使って商売するなんざ、
[26:16.059]馬:鬼畜もいいどころだな
[26:17.444]一:ああ、その商売が成り立つこともいかれて上がれ
[26:21.179]寂:彼らから得た情報では、
[26:23.687]寂:どうやら中王区の一部の役人が絡んでいるようですね
[26:28.049]一:体制側は常に強者で、
[26:30.049]一:それ以外は弱者で搾取され続けるってことか?
[26:33.692]一:中王区のくそ役人どもが
[26:37.088]寂:独裁政権というものは常に危険を孕んでいるということですね
[26:42.260]馬:んなことはどうでもいい。そもそも今のこの世界が異常なんだ
[26:48.973]一:変えるしかないな。中王区をぶっ潰してある。
[26:54.511]寂:今日のようなできことを撲滅するという意味であれば
[26:58.273]寂:私も協力しましょう
[27:01.460]乱:ねね、そんなことより、お腹空かない?
[27:05.849]一:乱数、少しは空気を読...
[27:08.905](一郎の腹がゴロゴロ鳴る)
[27:10.655]馬:はは、んだ一郎、お腹減ってんじゃないか
[27:14.782]一:ちっちがう、その、いや、すっすみません
[27:17.473]馬:よし、ならそれから飯食いに行こうぜ。
[27:20.473]馬:もちろん今日の支払いは俺がしってやる。
[27:23.612]一:いいんっすか
[27:24.840]馬:小僧は何財布を出そうとしな、黙って付いてこい
[27:27.295]乱:ヤダー!じゃ僕はどこの部位でもいいから。
[27:30.295]乱:高いステーキが食べたいな!
[27:33.434]馬:いや、別にお前を...
[27:34.270]一:左馬刻さん!あざっす!じゃ弟たちもお土産をもって行くか。
[27:39.207]馬:お土産!
[27:40.513]寂:肉ですか?
[27:42.107]馬:いや、先生
[27:43.073]寂:非常に興味深いですね。
[27:46.025]馬:おお、任せとけて!
[27:48.025]馬:今日は大盤振る舞いして上げから、好きなだけ食えや
[27:53.000]馬:一、二、三、為替の所はあったかな。
[28:02.587]ーーーーー記憶の終わりーーーーー
[28:05.721]寂:ええ、一緒にやっていた時はみんな仲が良かったですよ。
[28:10.841]一:へえ、全然想像がつかないっすよ。
[28:14.551]独:確かに。失礼ですが、あの雰囲気を見た後では、
[28:20.551]独:仲良くしている姿は想像できないんですね。
[28:23.589]寂:よく四人で食事をしたり、海へ行って釣りをしたり、
[28:26.589]寂:ボウリングとかもしましたね
[28:30.067]独:本当ですか?/一:まじっすか?
[28:31.713]寂:ええ、本当ですよ。
[28:33.045]独:信じられない
[28:35.422]寂:人間の関係性というものは、時と伴い移ろい行くものです。
[28:39.158]寂:しかし、変わらないものは
[28:41.158]寂:確かに存在していると私はそう思っています。
[28:44.095]寂:彼らと共有した時間は確かにあったのですから。
[28:48.588]一・独:ああ...
[28:50.756]寂:願わくば、我々三人の関係性はこのままでいたいものです
[28:56.817]一・独:先生...
[28:59.037]寂:喉が渇きました。少し話過ぎましたね。
[29:04.627]寂:私の飲み物は...
[29:06.796]独:あっ、先生、それは違いま...
[29:09.904]寂:(酒を飲む)
[29:16.017]一:滅茶苦茶飲んだ!
[29:20.092]一:ど、独歩、これはかなりやばくないかな
[29:24.454]独:ええ、ちょっと外に避難しよう。
[29:29.627]一:そうだな。
[29:32.056]一・独:外、外
[29:35.974]寂:おえ、おめえら、どこにいきていんだ?
[29:40.311]寂:今日はおめえ朝まで飲むぞ。くちしょうだ返事はどうしたんだ
[29:49.401]一・独:はい、喜んで!
[29:53.006]寂:ははははは、酒だ!もっと酒を持っていくか、馬鹿どもめ!
[29:58.962]一・独:ひや!
text lyrics
一:乾杯!
独:かん、乾杯...(泣く)
寂:独歩君、どうしたんですか?
独:すみません、せっかく祝いの、祝いの績なのに
寂:一二三君、彼はどうしたんですか?
一:あははは。それが、独歩のやつ、
一:賞金を全部電車の中で落としちゃったんっすよ
寂:そ、それは、また
独:俺が行けないんです。
独:紙袋じゃなくちゃんとかばんに入れておけばよかったのに。
寂:なぜそのようなことを…
一:俺も言ってたんっすけどよ。独歩のやつ聞かなかったっすよ。
独:キャリーバックしかなかったので、
独:小さく抱きかかえられるほうがいいと思って…
独:それが、そのさまですよ
寂:そんなに大事に持っていたのに、どうして落としたんですか?
一:独歩、疲れてって、電車の中で寝ちゃったんっすよ。
一:俺ちもうとうとをしてって気が付いたら下りる駅についてって
一:それで、慌わてて、独歩を起きて急いで下りたんっす
一:したら、袋を置きしちゃって
寂:なるほど、って、そのまま電車が行ってしまったんですね
一:はははは、そういうことです
寂:それは何というか、災難でしたね。
寂:こんなことならば、
寂:私がちゃんと車で送っていけばよかったですね
独:いえ、先生もお疲れでしたので、それは仕方ありません。
独:そもそも自分でことわっていますし。
一:元気出せて、独歩。
一:悪いことがあった後は、いいことがあるもんだぜ
一:ま、しなんけどね
独:無責任なことを言っあがって…
寂:独歩君、よろしければ、賞金の半分、お渡ししますよ
独:ありがとうございます。しかしさすがにそれは受け取れません
独:自分が招いたことですし気持ちだけ受け取らせてもらいます。
一:大丈夫大丈夫。独歩、お金が無くなっても俺ちもいるからさ
独:一二三…でもできればお金のことだけは頼らないようにするよ
寂:ふふ、遠慮なく言ってくださいね
独:先生…本当にありがとうございます
一:うっし、それじゃ、改めて乾杯と行きますか
三人:乾杯
一:うは、独歩には悪いけど、勝利の酒は格別だ
独:先生はお茶でいいでしょうか?
寂:はい、お酒を飲むと記憶はなくなってしまいますからね
寂:今日はみんなで勝利を祝いたいんです
寂:私に気を遣わず、飲んでください
独:ありがとうございます。
独:そ、それじゃ、今日は嫌なことを忘れるために飲むぞ!
一:ひゃ、独歩、嫌なことってわかるけど、
一:今日は祝賀会だからな。
独:そうだった。
独:祝い酒とやけ酒を同時に味わうなんて、すごく複雑だ。
寂:それにしても、すごい豪勢な料理ですね
寂:二人で作ったんですか?
独:いいえ、ほとんど一二三が作ってくれました
独:僕はポテトサラダのジャガイモを剥いて潰したぐらいですね
寂:一二三君は料理が得意なんですね
一:毎日飯を作ってたら、が増えて、スキルも上がったんっすよ
一:特に自信作はこのzuppa di pesceなんで、
一:食べてくださいよ。どうぞ
寂:珍しい料理も作れるんですね。それでは、いただきます。
寂:おいしい!一二三君、料理人になれるんじゃないかい?
一:やった!先生にほめられちった!
一:たくさんあるから、ジャンジャン食べてくださいよ。
————————食べた後—————————
一:そいえば、先生、ちょっち聞きたいことがあるんっすけど、
一:いいっすか?
寂:何ですか?
一:もっとThe Dirty Dawgのメンバーって、
一:昔からあんな仲が悪かったんっすか?
独:一二三!そんな失礼なことを聞くんじゃない!
一:だって、気になるんじゃ、独歩は気にならないの?
独:そ、それは。
一:な、気になるんでしょう
独:し、しかし
寂:独歩君、私なら問題ないですよ。隠してもいませんし
一:やった!って、どうなんっすか?
寂:そうですね。
————————寂雷の記憶————————
寂:乱数君、お邪魔しますよ
乱:どうぞどうぞ、あれ、衢は今日来ないの?
寂:ええ、彼は今日別件があって来られません
乱:そうかそうか。
乱:あ、寂雷そこのソファに座ってて、今飲み物を持ってくるよ
寂:わかりました
寂:一郎君と左馬刻君はまた来てないようだね
乱:少し遅れるみたい。
乱:何か二人が歩いてたら、バトルに仕掛けられたって
寂:大丈夫なんですか?
乱:寂雷、それ、どっちの心配をしてるの?
寂:もちろん、二人に絡んだ方々の心配ですよ。
乱:だよねあの二人に絡むってことは覚悟があってのことでしょう
乱:どうだろうとどうでもよくない?
乱:はい、コーヒー
寂:それは薄情すぎますよ。乱数君
乱:うしょうしょうしょ
寂:乱数君、どこを触っているんですか?
乱:寂雷の髪は相変わらずさらさらで、触り心地いいな
乱:(鼻歌)できるかな…うっと、はい、三つ編みの完成だよ
寂:私が三つ編み何度しても似合いませんよ
乱:へえ、めちゃくちゃ可愛いよ。はい、鏡。見てごらんよ。
寂:やはり見られないですね
寂:私よりも、乱数君なら間違いない似合うと思いますよ
乱:なら僕も三つ編みができるように、髪を伸ばそうかな。てく
馬:おお、集まってんだ
一:遅れて悪い
乱:おお、一郎と左馬刻だ。全然だいじょうびだよ。
寂:私も先ほど来たばかりですから、気にせずに
一、馬:うおー
寂:どうしましたか、二人ども?
一:い、いえ。寂雷さん、それはこっちのセリフつか
馬:先生、どうしちっまたんだよ?その髪型は…
寂:あー、これですか?
寂:これは乱数君に弄ばせた結果。こうなってしまいました。
乱:ああ、ほどいちゃんった
一:つが、乱数と寂雷さん、本当仲がいいよな
乱:はははは、僕と寂雷はペアレントフレンドだからね
馬:(タバコを吸う)ペアレントフレンドだ?意味わかんねいよ。
一:ペアレント…「おや」?フレンド…「とも」…
一:あー、そういうことか!
馬:ああ?どういうことだよ。
一:ペアレントは「おや」で、フレンドは「とも」じゃないすか?
馬:うん、だな。だからどうしたんつんだ?
一:「おや」と「とも」漢字にするんっすよ
馬:おや、とも…ああ、「親友」か。
乱:びんぼんびんぼん大正解!
乱:はい、正解を知った二人には、飴ちゃんをプレゼント!
一:おお、thank you
馬:んなもの要らねいよ
乱:左馬刻様怖ひい
馬:乱数、手前なめてるか?
乱:ははは、なめてなんかないもん。おちょくてるだけだもん
馬:ぶち殺す
乱:僕はこっちだよ、捕まえてごらん
馬:ちょこまかと動き回りあがった!
乱:うっと
一:ったく、左馬刻さんはすぐあつくなったな
寂:ところで、一郎君、乱数君から聞いたけど、
寂:バトルをしたようだね
寂:君たちを見る限り、無傷なのは分かるけど。
寂:相手は大丈夫なのかい?
一:あは。まあ、途中でギャラリーが止めに入ったおかげで、
一:大事には至られなかったですね
寂:一郎君、左馬刻君のことは言えないですよ
寂:君もあつくなると周りが見えなくなってしまいますね
一:ははははは、俺もっすか?
寂:君たちは似た者同士ということですね
乱:それで、話って何かな?左馬刻?
乱:もしかして、西のチームとのバトルの件かな
馬:いや、その件じゃないよ
寂:では、どういったけんなのかな
馬:前に組んでたチームを参加した奴らが
馬:どうやら渋谷でくだらないことをやってるらしいんだわ
寂:くだらないこと?
馬:ああ、帳残星と残閻って下衆兄弟なんだが、
馬:渋谷でガキ使ってひでいことしてな
乱:怖い~そんなことする人が左馬刻の友達なの?
馬:あんなくそどもは達じゃねいよ
一:前に俺が空却とチームを組んでた時に、
一:あの兄弟をラップでボコボコにしてたんっすよ。
一:それで、池袋から出ていて、渋谷に流れてみたいなんっす
乱:それで、そいつらを捕まえにいくってことかな
馬:ああ、だが情報が少ねいだわ
一:乱数なら、渋谷のアンダーグラウンドに精通してるだろう
乱:え、僕、そんな怖い人たちなんて知っていないよ
馬:かまととしてんじゃないぞ、この野郎
乱:左馬刻様こわひい
馬:てめえ
一:左馬刻さん落ち着いてください。話は先から進まないっすよ。
寂:乱数君、本当に知らないんですか?
寂:私たちは仲間なんですから、助け合うのは当然ですよ
乱:へへへ、そうだね、僕たちはposseだもんね。
乱:左馬刻の反応が面白いころ、ちょっとふざけただけだよ。
馬:ああ?誰かに向かってふざけてあがんだ?
一:左馬刻さん
馬:(タバコを吸う)
寂:乱数君、彼らが知りたい情報はわかると
乱:もちのろんろん、今から聞いてあげるから、
乱:チョッピ待っててね。
乱:(電話)あ、お姉さん、僕だよ僕。
乱:チョッピ聞きたいことがあってね。実は...
(電話が終わった)
乱:お待たせ~
一:もう分かったのか?
乱:分かったよ
馬:って、あの蛆節どもはどこにあがんだ?
乱:焦らない、焦らない。
乱:探してる二人は松濤付近の工場荒地を根城にしてるみたいね。
馬:乱数、助かったぜ
馬:じゃ行くぞ、一郎。ぶっ潰してあろうか
一:行くか
乱:あ、待って待って
馬:んだよ
乱:多分彼らは君たち二人が探してることに気が付いてるっぽいよ
乱:最近、腕利きのチームをたくさん仲間に引き継いでいるらしい
馬:関係ねどんだけいろうが俺と一郎がいれば負ける気はしない。
馬:な、一郎。
一:ああ、相手は何人だろうと、叩き潰す。
乱:二人の力はもちろん知ってるけど
乱:君たち二人だけが仲間じゃないんだよ
乱:今は僕もいるし
寂:私もいます。我々は一蓮托生です。
寂:先ほども言いましたが、仲間は助け合うものです。
一:乱数、先生。
馬:前は俺と一郎がやる、尻は任せるぞ
寂:ふ、もちろんですよ。
寂:私と乱数君は後衛でこそ力を発揮しますからね
乱:それじゃ、四人で悪者を退治にーーLet‘s go!
———————————————
手下:残星、ガキはどうするよ
残星:おお、気絶してる間に奥の部屋に越しとめとけ。
残星:ちゃんと鎖を繋いでとけよ
手下:ええ
残星:けっこう集まって来たな、弟よ
残閻:うん、そろそろ取引を始めましょうかね。
残星:あはは、いくら値が付くか、楽しみだぜ。
残閻:そのおかげで、僕たちのシノギは順調じゃないか?
残星:ははははは、ちげねい。
残閻:(電話)どうしました?
手下:ボッ、ボス!
手下:チっ、地帯にthe、the dirty dawgの奴らが侵入しました!
残閻:ははは、やはり来ましたか?
手下:は、早く、に、逃げないと...
残閻:これは面白いことを言いますね。
残閻:なぜ逃げないといけないですか?
手下:the dirty dawgっていえば、東京のほとんどのチームを
手下:下ろちまった最強のチームじゃないっすか?
残閻:それで?
手下:来月に西日本の「90」ていう不敗のチームに挑むらしいし
残閻:ふふふ、確かに彼らは強いですね。
残閻:しかし、いくら強といっても、所詮は四人。
残閻:こっちには何人いると思ってるんですか?
残閻:力というものは必ず量に決めするものですよ。
手下:確かにそうですが...
残閻:なので、そのまま通しなさい。
手下:し、しかし!
残閻:いいですか、こちらに何人いると思ってるんっす?
残閻:奴らを袋叩きできれば、我々の名も上がりますよ。
手下:わっ、わかりました。
残閻:それと、全員、北に集めておいてください。
手下:はい
残閻:(電話が終わった)ふふふ。
残星:なんかあったのか?
残閻:奴らは来た。
残星:奴ら?山田と左馬刻の野郎か?
残閻:ああ、飛んで火になんとやるってやつだね。
残星:あの時の借りを利子付けて返してやるぜ。
残閻:さて、もとボスを出迎えにしようじゃないんですか?
———————————————
馬:ここは奴らのたまり場か?
乱:ああ、そうだよ。
一:それにしても、汚いとこだな。
一:(ドアを開いてみる)開かないな。なら蹴破るか。
寂:一郎君、一応中を確認するまで軽率な行動を控えたほうがいい
一:うっす。にしても、あの兄弟は形に拘る奴らだったけど、
一:屯をしてる所まで、悪役の型ハメて上がる。
寂:実に興味深い。
寂:その兄弟は自分たちのことを悪役と認識して、
寂:このようなことをしているんですね。
寂:立場を楽しんでいるのか、
寂:楽しんでいるために立場を構築しているのか?
一:やつらは寂雷さんが興味を惹かれるような
一:大そうなもんじゃないっすよ。
一:自分たちの利のためには、
一:平気で弱者を食い物にする外道っすから。
寂:道を外すものには、いくつかのパタンがあります。
寂:環境的要因、心緒的要因、快楽的要因...
寂:もう一つあるのですが、それは私が最も嫌う外道の要因です。
寂:まあ、彼らがどんな要因なのかは、あって確かめましょう。
一:ははは、寂雷さんらしいっすね。
乱:あ、あそこの窓から中を確認できるよ。
馬:あんなまどろっこしいことなんざ、やってられかよ。
(グラスを壊した)
馬:ほら、おめいら、早く来い!
乱:ああ、本当左馬刻はせっかちさんだな
寂:ふふふ、やはり一郎君と左馬刻君は似た者同士ですね。
一:そうみたいっすね。
———————————————
馬:んだよ、暗くて何も見えないぞ。
残閻:ようこそ、左馬刻さん。
馬:んだよ、眩しいな!
残閻:はははははは、僕たちを探っているのは知っていましたが、
残閻:ここを探り上げるまでは少し時間がかかると思いましたよ
残星:山田、左馬刻、いつかの借りを返すぜ
乱:あへ、あれは帳兄弟か。二人ども性格悪そうな顔をしてるね
馬:残閻残星、てめえらまた反吐が出たいことをやってみたいだな
残閻:不快な思いをさせてしまってるみたいで申し訳ないんです
残閻:しかし、何の理由であなたたちは私たちを止めるんですか?
残閻:関係ないですよね。
馬:もと舎弟だった奴らが胸糞が悪いことをしてるだけでも
馬:理由は十分なんだ、くそボケか!
残閻:なるほど、だからと言って、僕たちは左馬刻さんを
残閻:胸糞が悪いと思ってることをやめる気はさらさらないので、
残閻:話し合いは意味がなさそうですね。
残星:ははは、もともとてめえらをただの返し気がないけどな。
一:ならよごちゃごちゃ言ってないでさっさとマイクを出し上がれ
残閻:その傲慢の態度がいつまで続きますかね。
乱:うあ、人相の悪い人たちが百人ぐらいよね。
寂:孤ではかなわないから、数で来ますか?
寂:当然といえば当然ですね。
馬:有象無象どもなんぞ数のうちに入らないよ。
残閻:減らず口が悲鳴に変わるのが楽しみですね。
一:相変わらずだせい野郎だな。
残閻:何とでも、勝てれば何でもいいんですよ
残閻:さて、正々堂々とラップバトルをしましょう
馬:先生、乱数、後ろは任せるぞ。
寂:はい
乱:へへ、任せて
馬:一郎、やれるか?
一:それ、誰に言ってんっすか?
馬:そう来なくちゃな(マイクをつけた)行くぞ
ーーーーーーRapーーーーー
一:俺らの相手に雑魚どもばっか
一:ゴミの山掃除なら お手の物軽くmurder
馬:またまたどんな恐怖見せてやろうか
馬:ライムの銃口合わせてピントで急所に——PAN
一:PAN ほら眉間にBingo
馬:そこつけ込むbody burn またゴミが
一:死体が山のようにてんこ盛り
馬:邪魔だ片付けろくせいdead body
一・馬:Brrra
ーーーーーーRapーーーーー
雑魚:ああああああ
残閻:半分が気絶か。相変わらず下品なまで無茶苦茶な力だな。
残閻:しかし(指パッチン)まだまだいますよ。さて、兄者。
残星:おいよ
馬:おい、どうしてそんなもんが
残閻:では、この人数はラップを一斉に食らってみてください。
(ギャングの攻撃)
残星:一たまりはねいだろう
一:そんな小便くせいラップ何ざ全然効かないよ
残閻:百人混合だぞ。ダメージうけないなんてことはあるわ...
ーーーーーーRapーーーーー
寂:例えいくら君たちが束になっても叶わない
寂:私たちは負かすには及ばない
乱:傷を付けることも無理さ
乱:これはキールするスキール
寂:私たちの真のラップ
乱:ライムのlife回復
乱:ついでに君らの名前を吐く
寂:Mind Jack
乱:見せるnightmareそこで泣いとけば
寂:Death fight care
乱:勝てないよどうせ一生
寂:これは防戦一方じゃない
乱・寂:当然必勝
ーーーーーーRapーーーーー
残閻:そういうことか 。回復系のラップか
手下A:おえ,てめえ何を確かめて
手下B:死ね
残星:馬鹿野郎、何を仲間に仕上がんだ?
残閻:どうなっている?
馬:残閻、残星、覚悟を出来てんだろう
残閻:く、くそか
一:てめえ、何逃げて上がんだ!
残閻:そこまでだ!あなた達はラップをしたら、
残閻:このナイフでガキを刺す
子供:助けて。
残星:へへへ、てめえら、マイクを捨て上がれ。
寂:残念です
残閻:ん?てめえ何を言って...
寂:私は君たちのことを少しは興味深いと思っていたのですが
寂:利己的要因の外道は最も嫌いなものの一つです。
残閻:嫌いでいただいてけっこう。
残閻:そんなことより、早くマイクを捨てたらどうですか?
寂:なぜマイクを捨てなければならないのですか?
残星:てめえは馬鹿か?この状況が分ねいかよガキがどうなっても
寂:人は馬鹿よと言う前に,
寂:ご自分の状況を今一確認したほうがいいですよ。
寂:そうですよね、飴村くん。
乱:えへへ、そうだね
残閻:さっきから何を言って...?
馬:残閻、てめえの手元をよく見ろや
残閻:何?何だこれは、なっ何で僕はドラム缶を?
残閻:ガキはどこに行った?
乱:えへへ、僕のラップは相手に幻を見せることができるんだよ。
乱:すごいでしょう?
一:てめえら、ただですむと思うなよ
馬:蛆虫どもは体に教え込んでやるよ
残閻:てめえら、僕たちを守る!
手下:冗談じゃないよこんな無茶苦茶なやつらは相手にするなんざ
手下:悪い、合わない!
一:逃げられる何て、そんな虫のいい話があると思ってるかよ
馬:てめえらゴキブリどもはここでぶっ潰す
乱:おとなしくやられちゃってね~
寂:外道は外道の矜持を持って死ぬべきですね
馬:覚悟をし上がれ!
ーーーーーーRapーーーーー
一:Yo!俺ら合わせるbeatsにライム
一:どんな状況も一瞬でひっくり返す
馬:俺はTDDぶっ壊すsecurity
馬:来たぜてめえの心臓を抉りに
乱:甘いね 足掻いて 暴いて やばいって
乱:僕らを勝とうなんてダメ
一:千年はえい
寂:引きずり込む地獄に深い闇
寂:行き場ない絶望不甲斐ない
馬:雑魚の首が切り散る
寂:訳あり殺生
一:手に汚すdirtyにdawgs gonna kill you
乱:Alright
寂:もうしている精神崩壊
馬:すでに圧勝状態
乱:君のお命ちょうだい
一:ラップで掃除wackなゴミがhell
馬:俺らkingの椅子に深く腰掛ける
寂:よく覚えときな dirty dawgの名
乱:目ざわりだよね
全員:邪魔だそこどきな!はっ!
ーーーーーーRapーーーーー
ギャング:やーー
(帰り道)
馬:先生、乱数、
馬:今日は俺と一郎のごたごたに巻き込んじまってすまなかったな
乱:へへ、全然気にしないでよ
乱:僕たちは最高のチームだって再確認できたから
乱:むしろテンション爆上げにしたよ
寂:確かにそうかもしれませんね
馬:にしても、あのゴミどもガキを使って商売するなんざ、
馬:鬼畜もいいどころだな
一:ああ、その商売が成り立つこともいかれて上がれ
寂:彼らから得た情報では、
寂:どうやら中王区の一部の役人が絡んでいるようですね
一:体制側は常に強者で、
一:それ以外は弱者で搾取され続けるってことか?
一:中王区のくそ役人どもが
寂:独裁政権というものは常に危険を孕んでいるということですね
馬:んなことはどうでもいい。そもそも今のこの世界が異常なんだ
一:変えるしかないな。中王区をぶっ潰してある。
寂:今日のようなできことを撲滅するという意味であれば
寂:私も協力しましょう
乱:ねね、そんなことより、お腹空かない?
一:乱数、少しは空気を読...
(一郎の腹がゴロゴロ鳴る)
馬:はは、んだ一郎、お腹減ってんじゃないか
一:ちっちがう、その、いや、すっすみません
馬:よし、ならそれから飯食いに行こうぜ。
馬:もちろん今日の支払いは俺がしってやる。
一:いいんっすか
馬:小僧は何財布を出そうとしな、黙って付いてこい
乱:ヤダー!じゃ僕はどこの部位でもいいから。
乱:高いステーキが食べたいな!
馬:いや、別にお前を...
一:左馬刻さん!あざっす!じゃ弟たちもお土産をもって行くか。
馬:お土産!
寂:肉ですか?
馬:いや、先生
寂:非常に興味深いですね。
馬:おお、任せとけて!
馬:今日は大盤振る舞いして上げから、好きなだけ食えや
馬:一、二、三、為替の所はあったかな。
ーーーーー記憶の終わりーーーーー
寂:ええ、一緒にやっていた時はみんな仲が良かったですよ。
一:へえ、全然想像がつかないっすよ。
独:確かに。失礼ですが、あの雰囲気を見た後では、
独:仲良くしている姿は想像できないんですね。
寂:よく四人で食事をしたり、海へ行って釣りをしたり、
寂:ボウリングとかもしましたね
独:本当ですか?/一:まじっすか?
寂:ええ、本当ですよ。
独:信じられない
寂:人間の関係性というものは、時と伴い移ろい行くものです。
寂:しかし、変わらないものは
寂:確かに存在していると私はそう思っています。
寂:彼らと共有した時間は確かにあったのですから。
一・独:ああ...
寂:願わくば、我々三人の関係性はこのままでいたいものです
一・独:先生...
寂:喉が渇きました。少し話過ぎましたね。
寂:私の飲み物は...
独:あっ、先生、それは違いま...
寂:(酒を飲む)
一:滅茶苦茶飲んだ!
一:ど、独歩、これはかなりやばくないかな
独:ええ、ちょっと外に避難しよう。
一:そうだな。
一・独:外、外
寂:おえ、おめえら、どこにいきていんだ?
寂:今日はおめえ朝まで飲むぞ。くちしょうだ返事はどうしたんだ
一・独:はい、喜んで!
寂:ははははは、酒だ!もっと酒を持っていくか、馬鹿どもめ!
一・独:ひや!