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終幕 ファントマ - めらみぽっぷ/nayuta.lrc

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[00:00.000] 作词 : 凋叶棕
[00:00.825] 作曲 : 凋叶棕
[00:01.651] ○(重苦しく不穏な曲想⼀⼀怪⼈の居城。舞台は暗く保つ。六⼈の⼥性と怪⼈が⽴つ)
[00:08.419](怪⼈、⼤きく⼿を広げて、不敵に告げる)
[00:11.751] 怪⼈「さあ、君たちを、祝福しよう。その美しい姿 解き放たれたその ⾃由の元に」
[00:47.079](怪⼈、⼥たちを⼀瞥し、⼀⼈⼀⼈に語りかけるように)
[00:48.669] 怪⼈「何も躊躇うことなく 何も恐れることもない
[00:57.854] 安寧の地は此処にあり 此処より何処へも⾏かずとも
[01:09.188] ⽣み出されたものたちよ その狭められた⼈⽣
[01:18.252] その醜さを思えば この⼼の痛みはかくも」
[01:28.990](怪⼈、恭しく⼀礼しながら)
[01:29.286] 怪⼈「どうか ⼼安らかにいてほしい ここで そういつまでも」
[01:41.724] エレノア 「私たちは今」
[01:43.452] ピアンカ「⾃由を得たと」
[01:45.286] オフ⼀リア「貴⽅はそういうけれども」
[01:48.244] アメリ「あなたこそ私たちの」
[01:51.375] サテイ「⾃由を奪っているのではないの?」
[01:56.213] ルイ⼀ゼ「さあ、どうなの、答えて!」
[01:59.365] 六⼈の⼥たち「“怪⼈!”(ファントマ)」
[02:02.268] 怪⼈「美しさ! その命 駄作と消え去るその前に
[02:14.456] 救いの⼿差し伸べた ただそれだけのこと」
[02:35.428] ○(暗転、再び居城⼀⼀怪⼈にのみスボットが当たる、舞台から観客へ向かって)
[02:37.775] 怪⼈「そう、君たちは 作り出された命の虜囚として」
[02:47.438] 怪⼈「⽣み出されて 消費される 話り⼿たち その意のまま」
[02:54.487] サティ「あなたのその悲しみは」
[02:56.858] 怪⼈「癒されはしない!」
[02:58.230] アメリ「あなたのその憎しみは」
[03:00.688] 怪⼈「潰えることはないだろう」
[03:04.120] 怪⼈「何故!」
[03:04.664] エレノア「語る⾔葉を持たない」
[03:08.132] 怪⼈「それは何故?」
[03:09.303] ビアンカ「作り出されたがため」
[03:12.894] 怪⼈「鳴呼、何故?!」
[03:13.773] ルイーゼ「語り⼿が望むがため」
[03:17.255] 怪⼈「それが何故?!」
[03:18.505] オフィ⼀リア「命を知らないため」
[03:22.083](怪⼈、⼥達を哀れむように)
[03:22.345] 怪⼈「そう 役割亡きものに ⾃由を選ぶことはできない
[03:31.496] なら 美しき君たちに 台本を与えるのだ!」
[03:45.222] エレノア「ああこのまったき暗闇の中に」
[03:49.724] サティ「産み落とされた私たちには」
[03:54.128] ビアンカ「その役割背負い⽣きるしかないと」
[03:58.835] オフィ⼀リァ「貴⽅はそういうのね“怪⼈”(ファントマ)?」
[04:03.193](怪⼈、⼒強く)
[04:03.403] 怪⼈「ああそうとも!」
[04:06.471] 怪⼈「美しきその姿 暗闇に惑うその前に
[04:18.508] その命輝ける 幸せな詞を!」
[04:30.061](怪⼈、⼥たちに⼿を差し出す)
[04:30.671] 怪⼈「さあこの⼿をみな取るがいい 美しきものたちよ さあ!!」
[04:46.030](⻑い沈黙)
[04:53.578](ややあって、エレノア、うつむいて告げる)
[04:56.430] エレノア「いいえ、あなたは…間違っている」
[05:02.039] ビアンカ「⽣まれたもののその⼈⽣は」
[05:07.219] オフィ⼀リア「⽣まれたものの物だから」
[05:13.202] エレノア/ビアンカ/オフィ⼀リア「誰にも渡せない」
[05:18.833] アメリ「たとえ暗闇に歩こうとも」
[05:24.350] サティ「途⽅に暮れることになろうとも」
[05:29.896] ルイ⼀ゼ「命のあるその限り」
[05:35.478] アメリ/サティ/ルイ⼀ゼ 「渡せはしない」
[05:41.010] サティ「この命はもしかして、誰かの作り物なのかもしれない」
[05:52.177] アメリ「ひいてきに意図的にそうあるべく」
[05:57.716] ビアンカ「背負わされた役割を」
[06:03.300] ルイ⼀ゼ「それでも今あなたに告げたい」
[06:13.184] オフィ⼀リア「⽣まれたものたちは全て その命を燃やしてゆく」
[06:25.000] エレノア「役割を終えたとしても…そこで終わらない」
[06:35.380] 六⼈の⼥たち「そう、私たちの命に 脚本など無くともいい。⽣きていく、その⾃由を、⾃分で選び取る」
[06:59.100] 六⼈の⼥たち「どうか、泣かないで そして、ありがとう 私たちみんな、⽣んでくれて」
text lyrics
作词 : 凋叶棕
作曲 : 凋叶棕
○(重苦しく不穏な曲想⼀⼀怪⼈の居城。舞台は暗く保つ。六⼈の⼥性と怪⼈が⽴つ)
(怪⼈、⼤きく⼿を広げて、不敵に告げる)
怪⼈「さあ、君たちを、祝福しよう。その美しい姿 解き放たれたその ⾃由の元に」
(怪⼈、⼥たちを⼀瞥し、⼀⼈⼀⼈に語りかけるように)
怪⼈「何も躊躇うことなく 何も恐れることもない
安寧の地は此処にあり 此処より何処へも⾏かずとも
⽣み出されたものたちよ その狭められた⼈⽣
その醜さを思えば この⼼の痛みはかくも」
(怪⼈、恭しく⼀礼しながら)
怪⼈「どうか ⼼安らかにいてほしい ここで そういつまでも」
エレノア 「私たちは今」
ピアンカ「⾃由を得たと」
オフ⼀リア「貴⽅はそういうけれども」
アメリ「あなたこそ私たちの」
サテイ「⾃由を奪っているのではないの?」
ルイ⼀ゼ「さあ、どうなの、答えて!」
六⼈の⼥たち「“怪⼈!”(ファントマ)」
怪⼈「美しさ! その命 駄作と消え去るその前に
救いの⼿差し伸べた ただそれだけのこと」
○(暗転、再び居城⼀⼀怪⼈にのみスボットが当たる、舞台から観客へ向かって)
怪⼈「そう、君たちは 作り出された命の虜囚として」
怪⼈「⽣み出されて 消費される 話り⼿たち その意のまま」
サティ「あなたのその悲しみは」
怪⼈「癒されはしない!」
アメリ「あなたのその憎しみは」
怪⼈「潰えることはないだろう」
怪⼈「何故!」
エレノア「語る⾔葉を持たない」
怪⼈「それは何故?」
ビアンカ「作り出されたがため」
怪⼈「鳴呼、何故?!」
ルイーゼ「語り⼿が望むがため」
怪⼈「それが何故?!」
オフィ⼀リア「命を知らないため」
(怪⼈、⼥達を哀れむように)
怪⼈「そう 役割亡きものに ⾃由を選ぶことはできない
なら 美しき君たちに 台本を与えるのだ!」
エレノア「ああこのまったき暗闇の中に」
サティ「産み落とされた私たちには」
ビアンカ「その役割背負い⽣きるしかないと」
オフィ⼀リァ「貴⽅はそういうのね“怪⼈”(ファントマ)?」
(怪⼈、⼒強く)
怪⼈「ああそうとも!」
怪⼈「美しきその姿 暗闇に惑うその前に
その命輝ける 幸せな詞を!」
(怪⼈、⼥たちに⼿を差し出す)
怪⼈「さあこの⼿をみな取るがいい 美しきものたちよ さあ!!」
(⻑い沈黙)
(ややあって、エレノア、うつむいて告げる)
エレノア「いいえ、あなたは…間違っている」
ビアンカ「⽣まれたもののその⼈⽣は」
オフィ⼀リア「⽣まれたものの物だから」
エレノア/ビアンカ/オフィ⼀リア「誰にも渡せない」
アメリ「たとえ暗闇に歩こうとも」
サティ「途⽅に暮れることになろうとも」
ルイ⼀ゼ「命のあるその限り」
アメリ/サティ/ルイ⼀ゼ 「渡せはしない」
サティ「この命はもしかして、誰かの作り物なのかもしれない」
アメリ「ひいてきに意図的にそうあるべく」
ビアンカ「背負わされた役割を」
ルイ⼀ゼ「それでも今あなたに告げたい」
オフィ⼀リア「⽣まれたものたちは全て その命を燃やしてゆく」
エレノア「役割を終えたとしても…そこで終わらない」
六⼈の⼥たち「そう、私たちの命に 脚本など無くともいい。⽣きていく、その⾃由を、⾃分で選び取る」
六⼈の⼥たち「どうか、泣かないで そして、ありがとう 私たちみんな、⽣んでくれて」