[00:00.000] 作曲 : 椎乃味醂
[00:11.768]嗚呼、ここはまさに地獄だ。
[00:13.605]思弁性のあるゲーミフィケーション、
[00:15.499]と化した思考。自問自答、
[00:17.563]大概、正気の沙汰でない状態。
[00:19.619]超常現象を対象とした逆相の創造。
[00:22.141]
[00:22.878]物語の語りは一義の方が簡潔で、
[00:25.096]二項を対させれば明快で、
[00:26.458]そうして三寸の舌を掉った彼が、
[00:28.339]置くのは死んだディスクールで。
[00:29.469]社会は複雑だししょうがないね、
[00:30.967]とはならない落とし込み・誤謬で、
[00:32.464]世界を語り尽くした気になっている、
[00:34.258]は？つか、そもそもお前は誰？
[00:34.691]
[00:35.456]なあ、
[00:35.642]
[00:35.823]知っちゃった、知っちゃった、
[00:36.941]知っちゃった、知っちゃったんです。
[00:38.090]
[00:38.404]とか宣ってまた一人、
[00:39.575]優越感に浸りに行く様相です、笑
[00:40.355]
[00:41.402]はあ、
[00:41.544]
[00:41.846]知っちゃった、知っちゃった、
[00:42.933]知っちゃった、知っちゃったんです。
[00:43.531]
[00:44.417]この社会の一部がもう、
[00:45.622]死んじゃったってことを、
[00:46.540]"知っちゃった"んです。
[01:21.737]
[01:23.833]嗚呼、ここはまさに地獄だ。
[01:25.824]権威性のある文系的意味論、
[01:27.744]に向かう思考。一対一定では、
[01:30.183]大概、片付けられない状況。
[01:31.734]そんなの関係なく超身勝手な解釈で妄想。
[01:33.276]
[01:34.881]物語の語りは気持ちよければよくて、
[01:36.935]分かりやすい構造を求めて、
[01:38.456]そうして三寸の舌を掉う様は、
[01:40.126]もう、庶民もどきのバテレンで。
[01:41.478]社会は想像より簡単に、
[01:42.926]記述できる様なもんじゃないし、
[01:44.448]だからそれを非難するのも、
[01:45.564]きっと思うより単純じゃない。
[01:47.156]
[01:47.828]かくて、
[01:48.153]常識とカテゴライズされるところを絶対化し、
[01:50.336]俗説というラベルのみで、
[01:51.612]シニシズムに至ることもまた、
[01:52.829]非合理の裏返しであって、
[01:54.170]カント以降の相関主義では例えば、
[01:56.012]相関の外部の実在を肯定する、
[01:57.799]一種のイデオロギーに対して、
[01:59.057]有効かつ不可逆的な反駁ができません。
[02:01.332]言明を正当化する「隠された道理」が、
[02:03.610]相関の外部にもないと、
[02:04.772]証明しなければならない。
[02:05.986]そのために、絶対的妥当性のある、
[02:07.829]思考原理を模索します。
[02:08.436]
[02:09.168]批判の脆弱性について。
[02:10.128]
[02:10.521]知っちゃった、知っちゃった、
[02:11.505]知っちゃった、知っちゃったんです。
[02:12.078]
[02:15.916]はあ、
[02:16.080]
[02:16.355]知っちゃった、知っちゃった、
[02:17.477]知っちゃった、知っちゃったんです。
[02:18.060]
[02:18.958]それでもどこかに希望はないものかと、
[02:20.664]今日も探しているんです。
[02:22.360]

作曲 : 椎乃味醂
嗚呼、ここはまさに地獄だ。
思弁性のあるゲーミフィケーション、
と化した思考。自問自答、
大概、正気の沙汰でない状態。
超常現象を対象とした逆相の創造。
物語の語りは一義の方が簡潔で、
二項を対させれば明快で、
そうして三寸の舌を掉った彼が、
置くのは死んだディスクールで。
社会は複雑だししょうがないね、
とはならない落とし込み・誤謬で、
世界を語り尽くした気になっている、
は？つか、そもそもお前は誰？
なあ、
知っちゃった、知っちゃった、
知っちゃった、知っちゃったんです。
とか宣ってまた一人、
優越感に浸りに行く様相です、笑
はあ、
知っちゃった、知っちゃった、
知っちゃった、知っちゃったんです。
この社会の一部がもう、
死んじゃったってことを、
"知っちゃった"んです。
嗚呼、ここはまさに地獄だ。
権威性のある文系的意味論、
に向かう思考。一対一定では、
大概、片付けられない状況。
そんなの関係なく超身勝手な解釈で妄想。
物語の語りは気持ちよければよくて、
分かりやすい構造を求めて、
そうして三寸の舌を掉う様は、
もう、庶民もどきのバテレンで。
社会は想像より簡単に、
記述できる様なもんじゃないし、
だからそれを非難するのも、
きっと思うより単純じゃない。
かくて、
常識とカテゴライズされるところを絶対化し、
俗説というラベルのみで、
シニシズムに至ることもまた、
非合理の裏返しであって、
カント以降の相関主義では例えば、
相関の外部の実在を肯定する、
一種のイデオロギーに対して、
有効かつ不可逆的な反駁ができません。
言明を正当化する「隠された道理」が、
相関の外部にもないと、
証明しなければならない。
そのために、絶対的妥当性のある、
思考原理を模索します。
批判の脆弱性について。
知っちゃった、知っちゃった、
知っちゃった、知っちゃったんです。
はあ、
知っちゃった、知っちゃった、
知っちゃった、知っちゃったんです。
それでもどこかに希望はないものかと、
今日も探しているんです。